心の病気のこと
先週の土曜は、とても楽しみにしていた勉強会でした。
その後の懇親会で、「精神病の話」になりました。
問題入居者は、精神を病んでいることが多い。
精神病と判断する基準、付き合い方を考えました。
(話しながらできた理論です)
高齢になると、認知症の問題もあるから、問題はより複雑になります。
体も思うように動かなくて、人に頼ることが多くなって、そんな自分に自己嫌悪を感じている人も多いように思います。
でも基本的には、若いとき穏やかだった人は穏やかだし、若いときに難しかった人は難しい。歳を重ねて丸くなったように見えても、認知症が発症したら若いときの性格がモロに出てくるように感じます。
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なかでも、精神病の人は、依存の傾向があると思っております。(精神病の特徴①)
そして、初めて会った人を「私の敵か?味方か?」で区別したがる傾向もあるように思います。
(この人は頼れる人か?を見極める)
なんていうか…「付き合わない」「流れに任せる」という選択をしない、というか。
適度に頼って付き合うことができない。
バランスが悪いというか。
自分軸が強いような、
自分軸が弱いような。
で、「敵か?味方か?」ですが。
基本的には「新しい人は敵」です。
「味方」は、何かくれる人、要望を聞いてくれる人、憧れの存在、などです。
しかし、それは急に覆ったりする。
逆も然り。
人と付き合うのに神経使い果たして(気を遣っているのではない)、病気になっている、ともいえるのかもしれない。
自分からシンドイ状態の方にずんずん行っている。
また、モノに執着したり、コダワリも強い。(精神病の特徴②)
「これは(この人は)おかしい」
「こんなやり方ダメだ」
「こうしなきゃダメだ」
「〇〇であるべきだ」
手放せないものが多いのって、辛そうだなぁ、と見ていて思います。
あと、お金に対する執着も強い。
だんだんと認知が進んで、お金の管理ができなくなって、誰かが管理するようになると、ものすごい穏やかになる。
不思議なんだけど、お金に関することで激昂する精神病の人は、すごい多い。
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英語で病気のことは diseas。
eas (気楽)でない状態、ということです。
気楽でない、自分らしくない、自分で自分を縛って苦しい状態にいると、病気になってしまうのは、なんとなく感じていることでしたが、言葉のチカラを借りると、ストンと腑に落ちるものですね。
じゃあ、誰にも頼らないで依存しないで強くなれば良いかっていうと、
そうでもないのが難しいところ。
いつかのブログで書いたように、
「上手に頼る」ことは大切で、しかしテクニックが必要なこと。
その訓練をするのも、とても大事だと思ってます。
komoti-de-kodate.hatenablog.com
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パート先のデイの責任者が、
「これだから精神(病)は!」
とかよく言うのですが、
いつ自分や、自分の近しい人がなるかわからないわけで
いつか有名な大家さんが言っていたけど
「人は壊れる」というのを知っていると
そんな発言はしてほしくないなぁ、と思うのです。
本当に難しい問題です。
で、どうやって付き合えば良いのか?
ですが
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これが難しくて。
ちょっと数日後に記します。